西ヨーロッパの主要都市に滞在しながらグルリと1周するコース。
「たくさんの国に行って何でもいろいろ見てやろう」という元気いっぱいの人におススメ。
大都市での観光は博物館や美術館・宮殿巡りが多く、だんだん食傷気味になるだろう。気に入った都市があれば、そこから郊外の田舎へ足を伸ばすとメリハリのある旅になる。自分の興味に合わせてそれぞれの街で3~4日は滞在することになるので、旅程に最低でも1ヶ月は欲しい。
基本ルート
ロンドン→ブリュッセル→アムステルダム→ベルリン→フランクフルト→ミュンヘン→ウィーン→ヴェネツィア→ローマ→ミラノ→ジュネーブ→バルセロナ→マドリッド→パリ
ロビンからの移動アドバイス
ロンドン⇒ブリュッセル:船で移動するのもおもしろい。
それ以外は、鉄道かな。できるだけ早割りを使いたいね。
ロマンティック・ヨーロッパ縦断コース
ドイツのロマンティック街道の古い町を訪れながら南へ。音楽の都ザルツブルク、水の都ヴェネツィアを経由し、フィレンツェではじっくりとルネッサンス美術を鑑賞。旅の終点は永遠の都ローマ。旅のハイライトのロマンティック街道には1週間ほど時間を割きたい。ライン川下りに遊覧船や、観光バスなども有効利用したい。最低でも2~3週間は必要。
基本ルート
パリ→フランクフルト→ハイデルベルク→ローテンブルク→フュッセン→ミュンヘン→ザルツブルク→ヴェネツィア→フィレンツェ→ローマ
ロビンからの移動アドバイス
ハイデルベルク⇒フュッセンは、ロマンティック街道バスを使う。ただし、冬は運行してないぞ!
のんびり派のイベリア半島&フランスコース
コート・ダジュールでフランス人を見習ってヴァカンスを楽しんだ後は、印象派の画家たちの愛したプロヴァンスの光を楽しもう。
マルセイユ~バルセロナ間は、夜行を使っても良いが昼間に移動しても美しい地中海の車窓が楽しめる。
スペインでは、ガウディの街バルセロナや、ヨーロッパのフライパンと言われる強烈な日差しのアンダルシアへ。
3週間~1ヶ月ぐらいあれば充分周れる。
基本ルート
ジュネーブ→リヨン→ニース→マルセイユ→エクス・サン・プロヴァンス→アルル→アヴィニヨン→バルセロナ→バレンシア→グラナダ→セビーリャ→リスボン→パリ
ロビンからの移動アドバイス
地中海沿いの移動は、昼間だとキレイな景色を堪能できるぞ。
卒業旅行向け周遊コース
1ヶ月FIXの航空券でロンドンINでパリOUT。卒業旅行シーズンの2~3月はまだ寒いので、スペインやイタリアなど温暖な地域を中心に巡る。長距離移動が多いので、鉄道パスを有効利用できる。高速列車や夜行を使えば、3週間から1ヶ月弱で周ることができる。
ルート
ロンドン→パリ→ヴェネツィア→フィレンツェ→ローマ→ミラノ→バルセロナ→グラナダ→セビーリャ→マドリッド→パリ
人気の世界遺産欲張りコース
どこに行って何を見たらいいか分からないけど、とりあえず有名な世界遺産は見ておきたい、と言う人にお勧めのコース。
世界中の世界遺産のうち約半数がヨーロッパにあると言われるが、中でもスペインやフランス、イタリアに数が多い。このコースでは見ておきたい必須世界遺産と、見てよかったという声が多い人気世界遺産を中心に回る。
トレドへはマドリッドから、モン・サン・ミッシェルへはパリ、ピサへはフィレンツェからなど日帰り旅行を繰り返せば無駄なく回ることができる。1ヶ月ほど必要。移動距離が長いので鉄道パスも有効に使うことができる。
ルート
ローマ→アッシジ→シエナ→フィレンツェ→ヴェネツィア→ザルツブルク→ケルン→ブリュッセル→パリ→リヨン→アヴィニョン→カルカッソンヌ→バルセロナ→グラナダ→セビーリャ→コルドバ→マドリッド
ドイツ→スイス→フランス(orイタリア)
ヨーロッパツアーの定番人気プログラム。古都ヴュルツブルクから、中世の街並みのローテンブルク、古い城壁が印象的なディンケルスビュール、2000年の歴史を誇るアウクスブルク、世界遺産に登録されている奇跡の伝説があるヴィース教会、そしてクライマックスを飾るノイシュヴァンシュタイン城へ続くドイツの有名観光街道「ロマンティック街道」。スイス観光のハイライトである、アルプスの奥座敷ユングフラウヨッホ。フランス第2の都市「美食の街リヨン」を通り、パリ(orミラノ)へ抜けるルート。鉄道代の高いドイツ・スイス・フランスを周るので、鉄道パスの元は十分に取れるコース。フランクフルト~フュッセンは、ヨーロッパバスが運行しており、1日で全ての街を通ることができる(時間があれば、途中の街で泊まりたい)ので、最短1週間で周れる。
ルート
フランクフルト→ヴュルツブルク→ローテンブルク→ディンケルスビュール→アウクスブルク→フュッセン→ユングフラウヨッホ→ジュネーブ→リヨン→パリ(ミラノ)
スペイン→フランス→イタリア
闘牛、フラメンコ、白壁の家、情熱的な人々・・・。スペインと聞いてイメージする全てがあるアンダルシア地区を通りバルセロナへ。澄み切った大気、降り注ぐ陽光、紺碧の海岸線を車窓から眺めながら、ニースまで地中海沿岸を鉄道でのんびり移動。そして、魅力的な街々が連なる刺激的なイタリアを縦断しちゃうオススメコース。スペイン・イタリアは鉄道代は安いので、パスの元は取りにくい。
ルート
マドリッド→コルドバ→グラナダ→マラガ→セビーリャ→バルセロナ→マルセイユ→ニース→ミラノ→ヴェネツィア→フィレンツェ→ローマ→ナポリ→ローマ
ロビンのルート その1



時期 : 05年夏
期間 : 1ヶ月
目的 : 旅の最後は、エーゲ海のミコノス島で1週間バカンス。
費用 : 40万円(往復航空券10万、交通費8万、食費6万、宿泊費9万、観光費7万)
ルート
パリ→(ホテルトレイン)→マドリッド→(AVE)→コルドバ→(バス)→グラナダ→(バス)→マラガ→(格安航空)→バルセロナ→ニース→(格安航空)→ジュネーブ→インターラケン→ミラノ→ヴェネツィア→ローマ→ナポリ→ローマ→バーリ→(フェリー)→アテネ→(フェリー)→ミコノス島→(フェリー)→アテネ
※( )以外は列車移動 都市名は泊まった街
ロビンのルート その2




時期 : 06年秋
期間 : 1ヶ月半
目的 : 取材
費用 : 50万円(往復航空券12万、交通費12万、食費8万、宿泊費15万、観光費3万)
ルート
フランクフルト→ケルン→ハイデルベルク→ヴュルツブルク→ニュルンベルク→ローテンブルク→(バス)→フュッセン→ミュンヘン→チューリッヒ→バート・ラガッツ(マイエンフェルト)→グリンデルワルト→ツェルマット→シオン→ローザンヌ→リヨン→ニース→マルセイユ→トゥールーズ→ボルドー→トゥール→レンヌ→ルーアン→パリ→(格安航空)→ベルリン→ライプツィヒ→ドレスデン→プラハ→(バス)→チェスキー・クルムロフ→ザルツブルク→リュブリャーナ→ザグレブ→ウィーン→ブラチスラヴァ→ブダペスト→(ストップオーバー)→アムステルダム→ブリュッセル→アムステルダム
※( )以外は列車移動 都市名は泊まった街