ベルリンに住む友人と合流し、まずはシュプレヴァルトへ向かった。
シュプレーヴァルトの森は、ベルリンの南東約100kmにあり、ブランデンブルク州のヴェニスと呼ばれています。
ヨーロッパでも特殊な自然景観を持ち、長さ75km、最大幅15kmの細長い低地帯は、ユネスコの生物生息圏保護区に指定されています。
森や草原で覆われた古代河床を、シュプレー川が約1000kmの長さの水の迷路を作っています。
おすすめは、シュプレー川の遊覧!!
平底のカーンと呼ばれるゴンドラに揺られてのんびり過ごすのも良し、カヌーやボートを借りてアクティブに過ごすのも良いでしょう。
泊まったホテル。
部屋も広くてキレイ、プールもマッサージルームもあった。目の前にはミニ動物園が!船着場までは近いが、町には遠い。
晴れ男ロビンの本領発揮!!今日も快晴!!
ホテルから船着場まで、徒歩で向かう。
途中、カーン(平底のゴンドラ)が水浸しに・・・。
大雨が降ったわけではありません。冬の間は陸に揚げていたので、春になって使う前には水に漬けなければなりません。
なぜなら、木が乾燥して縮むので、水に漬けて再び膨張させる必要があるんですよ~。木製は大変ですね・・・。
何気ないこんな光景も、この時期だけの風物詩。
この地域は、少数民族のソルブ人が多くすんでいます。
彼らはカトリックに改宗しましたが、昔からの慣習も大事にしています。
その一つが、屋根の上の「X」のようなマーク。
写真は分かりやすくポストにしましたが、家の屋根にも同じ「X」マークが付いています。
これは、この辺は湿地帯なので、昔から蛇が多くいました。この蛇が信仰の対象となり、家の屋根に飾られるようになったとか。
アップにするとよく分かりますね。冠をかぶった二匹の蛇です。
この地域は、40~50年前までは道路は無く、奥さんが買い物に行くのも、子供が小学校へ通うのも、牛が隣の牧草地へ行くのも、交通手段は船だったのです。
よって、川沿い(水路)に家が建てられ、
逆に、道路からは、なり奥まったところに建っています。
ゆ~っくり歩いて30分。船着場に到着。
途中でトイレ休憩、昼食休憩を取りながら、約4時間の遊覧です。
乗る前は「4時間は長いかな?」とも思いましたが、実際はあっという間でした。
以下は、カーン遊覧中の写真。