ヨーロッパはキリスト教の国。
彼らにとってクリスマスは、最も神聖で最も重要な行事といっても過言ではない。
クリスマスとは、簡単に言えばイエスが生まれた日(正確には降誕)である。
ただし、これは事実とは異なる。
なぜなら、イエスの出生に関する記録は残っていないからだ。
つまり、12月25日に生まれたというのは、364/365の確率でウソなのだ。
では、なぜ12月25日がイエスの誕生日となったのか?
それは、キリスト教の布教活動に関係がある。
この時期から日が長くなる(冬至)ということで、昔から人々はお祝い(お祭り等)をしていた。
そこでキリスト教は、そのお祭りをイエスの誕生日として取り込んだわけです。
まっ、事実はともかく、世界中で一番盛大な誕生パーティーは、マイケルジャクソンでもベッカムでもなく、イエスの誕生パーティーなのは間違いない。
では、ヨーロッパにおけるクリスマス前の風景詩を紹介しよう。
まずは、カトリックの総本山バチカンのサンピエトロ寺院内の写真(↓)を見てください。