2009年6月2日 22:00、エジンバラに遅い夜の帳が下りた。
あ~疲れた・・・。もぉ、全てが嫌になった・・・。
ロビンは重い足取りで、『人生最期のビール』を飲むパブを探していた。
とある1軒のパブの扉を開く。
そして、注文したのがこのビール(エール)だ。
ここは、エジンバラ旧市街グラスマーケット(広場)に面するパブ。
その名も、【The Last Drop】!
決して、ロビンにとっての人生最期のビールではありません。
昔はグラスマーケットに処刑場があり、そこで処刑される囚人達がこのパブで『最期のビール』を飲んだのだ。
店内はこんな感じ。
写真奥にいるマスターによると、昔はエジンバラ市内には3ヶ所の処刑場があったそうだ。
1つは、このパブの目の前の広場「グラスマーケット」。
2つ目は、聖ジャイルズ大聖堂前の広場。
最後の3つ目がエジンバラ城前。
しかも!!
エジンバラ城前の処刑場では、魔女が処刑されていたんだって。
プププ、魔女だってさ、、、。
翌日、エジンバラ城の前の建物の陰に、魔女の疑いをかけられて処刑された人の慰霊碑(?)を発見した。
へぇ、あのオッサンが言ってたことは本当だったんだ・・・。
ごめんね、オッサン。全く信じてなかったよ。