ブダペストの温泉は、ゲイに注意!
世界的にも有名なハンガリーの温泉。旅の疲れを癒すために、温泉好きな日本人は利用することも多いと思う。
しかし、トラブルもあるので注意してください。
世界的にも有名なハンガリーの温泉。旅の疲れを癒すために、温泉好きな日本人は利用することも多いと思う。
しかし、トラブルもあるので注意してください。
金曜の夜しか空いていなかった私は、「ルダシュ」という温泉に行くことにした。
ここは、1566年に建てられた本格派トルコ風呂。
ハンガリー版フンドシを身に付け、いざ湯船へ向かう。
薄暗い部屋の四隅に温度の違う小さな湯船があり、ドーム型の屋根がある大きな湯船が中央にある。
薄暗さと湯気で、視界は悪くボンヤリと周りが見える状態で湯船に浸かっていると、まるで今がオスマン朝の占領下の時代にいるような気にさえなってくる。
そんな幸せを噛み締めてボォーっとしている時、下半身に妙な感触が!!
ハッ!!と気づくと、毛むくじゃらの中年ハンガリー人が隣で微笑んでいる。
良く見ると、周りの客も男性2人組が多く、妙にベタベタしている。
そう、男性専用日が設けられている温泉では、ゲイの社交場的な側面もあるのだ。
特に夕方から夜にかけて、ゲイのカップルが集まると言われている。
「中央の湯船の真ん中に一人でいるということは、パートナー募集中ということを意味するらしい」とは聞いていたので、細心の注意をしていたのに・・・。
急いで別な湯船に逃げるロビン。
追いかけてくる毛むくじゃらの中年ハンガリー人。
また別な湯船に逃げるロビン。
と~ころが~♪毛むくじゃらの中年ハンガリー人が~♪後から~付いて来る~♪トコトッコト~コ~ト~コ~ト~、トコトッコト~コ~ト~コ~ト~。※逃げながら、「森のクマさん」を口ずさむ余裕はあった。
さすがにしつこいのでムカつき、俺はゲイじゃねーよ!バーカ!って、日本語で罵ってやった。
毛むくじゃらのクマさんは、肩を落としトボトッボト~ボ~ト~ボ~ト~、トボトッボト~ボ~ト~ボ~ト~と帰っていった。