ローマ法王ベネディクト16世が16日に80歳の誕生日を迎えるのを前に、15日、バチカンのサンピエトロ広場で日曜礼拝を行い、カトリック信者約5万人が集まった。
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19日には就任から2年の節目を迎える法王だが、「姿が見えない法王」(米誌ニューズウィーク)と報じられるなど、このところ“人気”が低迷している。外遊に積極的だった前法王ヨハネ・パウロ2世に比べて「欧州以外に強い関心を持たない」(法王庁関係者)とされ、対外交流への消極姿勢が響いているようだ。
ただ、出身国ドイツでの支持は厚く、バチカンを訪れる観光客も、ドイツ人信者が圧倒的多数を占めているといわれる。
(2007年4月16日0時15分 読売新聞)