2008年11月1日、前から気になっていた、『タンド景勝鉄道』に乗りに行きました。
タンド線は、クーネオ(伊)からタンド峠を越え、タンド(仏)を経由し、地中海沿岸のヴェンティミリア(伊)を結ぶ本線と、途中のブレイル・シュル・ロワイヤ(仏)で分岐しニース(仏)に至る支線からなっています。【下記地図参照】
西アルプス山脈を越えるトンネルの最高点での標高は1040mあり、海岸のヴェンティミリアやニースとの標高差は1000mを越える。
両国にとって最大の山岳路線であり、これほどの高低差のある路線は、ヨーロッパでは他にレーテッシュ鉄道の路線群があるのみである。
クーネオ-ヴェンティミリア間には83の、ブレイユ・シュル・ロワイヤ-ニース間には24のトンネル(馬蹄形やループ形)がある。
ちなみに、タンド峠トンネルは全長8,099m(フランス領3732m・イタリア領4367m)、ブラウス峠トンネルは全長5,938m(全線が仏領にあるトンネルとしては仏最長)。
ロワイヤ川の渓谷に沿う景勝路線でもあり、トーマス・クック・ヨーロッパ鉄道時刻表の「ヨーロッパの景勝ルート」にも選ばれています。
タンド線の歴史はイタリアとフランスの関係を強く反映している。計画時から現在までに国境は二度変わっている。
また第二次世界大戦時には深刻な被害を受け、長期間の運休を余儀なくされた。
タンド線沿線、特にニース-ブレイユ・シュル・ロワイヤ間は極めて不安定な地質であり、落石の危険が付きまとう。このため一部区間では最高速度が10km/hにまで規制されており、また落石検知用のワイヤーが張られている。
~『ウィキペディア(Wikipedia)~「タンド線」より』~
今回ロビンが乗車した区間は、ニース→タンド(下車)、タンド→ブレイル・シュル・ロワイヤ(下車)、ブレイル・シュル・ロワイヤ→ヴェンティミリア(下車)。
【ニース発の列車・外観】
【ニース発の列車・内観】
【トレッキングをする乗客が多い】
【車掌さん】
【さすが景勝鉄道!】
【英語のガイドさん。いつも無料で説明してるんだって】
<タンド>
【フランス(左)とイタリアの列車(右)が並んでます】
【この先はイタリアです】
【丘の上にあるお墓からの眺望が最高!!】
<ブレイル・シュル・ロワイヤ>
【ブレイル・シュル・ロワイヤへ移動】
【11月1日(万聖節)だったので、ブレイル・シュル・ロワイヤの街はひっそり】
<ヴェンティミリア>
【ヴェンティミリア(伊)へ移動】
【地中海沿いの街だけあってとても暖かい】
【やはりと言うか、当たり前というか、イタリアチック】