今日の疲れを翌日に残さないためにもホテルにはこだわると言う人、ただ寝るだけだからホテルにはこだわらないと言う人etc、ホテルに対する価値観は人それぞれです。
ですが、同じランク(立地・設備・安全面)のホテルであれば、すこしでも安いにこしたことはありませんよね。
ホテルはいつ予約すれば良いのか?ユースホステルって何?良いホテルの探し方は?等、詳しく説明しております。
ホテルは前日までには予約しよう

周遊旅行をするのなら、日本から到着する日と2~3日分のホテルだけ予約しましょう。
初めての周遊旅行だからといって全ての日を予約してしまうと、気に入った街には長く居ることもできないし、気に入らない街はスグに移動もできないので、個人旅行のメリットが失われてしまう。
ただし、
- スケジュールが全て決まっている
- 旅行期間が1週間~10日位の短期
- 旅行期間がピークシーズン
であれば、早めに日本から予約するのをオススメします。
「新しい街に着いたらまず宿探し」という日本人バックパッカーが多いが、これは時間と体力の無駄なのでやめましょう。
想像してみてください、暑い日・寒い日・雨の日・体調の悪い日・長距離移動で疲れている日等、いくつかのホテルを大きな荷物を抱えて移動している姿を・・・。2~3軒に断られると体力的にもキツくなり、予定していた予算以上のホテルでも妥協してしまいがちになります。なにより、そんな俊敏に身動きがとれない状態では、スリ・引ったくり・強盗等の犯罪に会う可能性も高く非常に危険です。
また、ピークシーズンはもちろん、オフシーズンでもイベント等によっては、街中のホテルが満室なんてことは多々あります。野宿するハメになりかねない場合もでてくるので注意が必要です。
とにかく、目的地に着いてもホテルが決まってないという状況はできる限り避け、最低でも前日には次の目的地のホテルを予約するのをオススメします。
当日に宿探しをしているのは、圧倒的に日本人が多いです。(次いで韓国・中国人)
それに比べて、ほとんどのヨーロッパ人は、最低でも前日までには予約をしています。なぜなら、日本でも「1泊3000円の温泉宿」等の本があるように、ヨーロッパにも各国で販売されている格安ホテルの本があるので、安くて、ロケーションの良い、キレイな宿を予約できるからです。
しかし、日本ではなかなかヨーロッパの格安ホテル情報を入手することが難しいので、日本でも情報が得やすく予約しやすいユースホステル(YH)を利用する日本人が多いのですが、ここで一つ質問します。
「あなたは日本国内旅行の際に、ユースホステル(YH)を利用したことがありますか?」
ほとんどの人が「NO」だと思います。それはなぜでしょう?
- 「汚いから」等の衛生的な面
- 「シャワーが共同」「タオルが無い」等の設備的な面
- 「市街地から離れた所にある」等の立地的な面
- 「ドミトリー(4人~16人の相部屋)は気を遣うから」等の精神的な面
- 「盗難が心配」等の安全的な面
といろいろありますが
YHと同額(もしくは少し高い)でもっと良いホテルは多々あるから、今までYHを利用しなかったのではないでしょうか。
ヨーロッパも同じです。YH(ドミトリー)と同額でシングルルームに泊まれる格安ホテルや、同じドミトリーでも立地が良いホステルは多々あるのです。また、YH(ドミトリー)に2人で泊まるなら、格安ホテルのツインルームの方が安くて快適です。
ユースホステルとは?
青少年の健全な旅行を目的にして設けられた、安価で健康的な宿泊施設。多くは会員制であり、ドイツに始まり日本では1951年(昭和26)に導入された。寝室は相部屋(※ドミトリー形式)、ハブラシやタオルは持参、セルフサービスが基本。
ドミトリーとは、4~16(30)名の相部屋のことです。男女混合のところもあります。
いろいろな国の旅行者と仲良くなったり、旅の情報交換ができて楽しいが、反面、プライバシーや安全性に欠けます。
あるYHのドミトリーに泊まった時は、外国人特有のキツイ体臭とイビキで部屋に居られず、ロビーで一夜を過ごしたこともありました。
また、盗難や強姦の話はよく耳にします。そんなこんなで毎日ドミトリーに泊まると、非常に精神的にまいってしまうのです。
私個人としては、格安のシングルルームとドミトリーを上手く使い分けるのが一番良いと思います。
【ロビンの実体験:YHに泊まり、朝起きたら大変な事に!!】
肌が露出している「両手」「首」「ベルト周り」「両足首」を、ダニに計100ヶ所以上刺された事もありました・・・。
ホテルの予約はどうする?
何と言っても、ネット予約が一番!!
最近は、ネットのホテル予約サイトを利用する人がほとんどです。しかし、利用者の増加に比例して、『ネットで予約したのに、ホテルに連絡がいっていなかった』『ネットで宿泊代を払ったのに、現地で二重請求された』などのトラブルも増加しております。
例えば、チェックインしようとしたら予約が入っていない。印刷してきた予約の確認書を見せても「予約は入っていない!自分でホテル予約サイトに確認しろ!」と言われて、あなたはその場で対処できますか?
(ホテル予約サイトは問い合わせがメールのみだったり、夜は電話対応の時間外だったりします。)
海外では、ホテルのスタッフが予約サイトに確認したりなんて、ぜーーーーったいにしません。
また、予約サイトは多数あるので、その予約サイトに加盟していない格安ホテル(ホステル)があったり、予約サイトによって宿泊費に差があったりするのです。
国内旅行をする際を思い出してください。
たぶん、「じゃらん」「楽天トラベル」「トクー」「一休.com」など、いくつかのサイトで比較しますよね?
サイトによって載ってるホテルや宿泊費は違いますよね?
海外のホテル・ホステルも同じなのです。
でも、たくさんあるホテル予約サイトを全てチェックするのは面倒じゃないですか?
そこで、ヨーロッパ周遊旅行のススメでは、ホテルとのトラブルが少なく利用者からの評判の良いサイトを厳選していくつか紹介しております!!このサイトだけチェックすれば、他のサイトは無視してOKですよ!
さらに、昔の旅人に絶大な人気を誇った「ヨーロッパ3000円の宿」に掲載されている施設も、全て紹介しております。
ちなみに、昔ながらの方法に頼ってる旅人もいます。
その方法とは、駅や街中の i (ツーリストインフォメーション)です。
確かに i にはその街のホテルリストがあり、高級ホテルから格安ホテルまで、自分の予算に合わせて予約を代行してくれるので非常に便利です。
しかし、i は営業時間(土日休み)が限られているし、手数料がかかる(無料の場合もある)し、ピークシーズンは非常に混んでいるし、当日では格安ホテルが満員ということも多々ありえますので、ロビンは全くおすすめしません。